山手台はゆとりある落ち着いた町並みが魅力であり、「ゆとりある住環境を継承していける街」を目指しています。
その町並みを維持すべく、時代の流れを踏まえ、山手台らしい建築用途について検討して来ました。
新しく建設される方、既存の住宅を改修される方は、山手台らしい街並みを維持する為、以下の項目について配慮しましょう。
「ゆとりのある住環境を継承していける街」の
実現に向けて
(1)プライバシーに配慮しよう
街の構造上、隣近所との高低差により、庭から隣地の様子がうかがえる場合もあります。
着工に伴い、近隣住民に対しプライバシーなどの配慮を十分に行いましょう。
(2)色彩に配慮しよう
山手台の良好な街並みは、建物の落ち着いた色彩によるものが大きいです。
目立つ色が映えるのはあくまでも非日常においてです。
建物や塀などの色彩については、周辺との調和に配慮しましょう。
(3)店舗兼用住宅等は周辺に配慮しよう
パン屋さんや学習塾などの店舗は、生活に豊かさやうるおいを与えるものです。
今の山手台にはそのような場所が少なく、住民も今後そのような場所が増えてきてくれることを望んています。
その反面、ゴミや騒音、路上駐車、看板などの周辺への影響も考えられます。
店舗兼用住宅等を計画する場合は、近隣住民へ配慮した計画としましょう。
(4)駐車場利用は安全に配慮しよう
土地の利用方法としての駐車場を検討する場合、出入り口の位置や構造について、安全面に十分配慮しましょう。
自宅の駐車場を有料で貸し出しができる「駐車場シェアリングサービス」というサービスがあります。
駐車場が少ない山手台において、駐車場の有効活用をするためにも利用してみてはいかがでしょうか。
【参考URL】
特P:
akippa:
タイムズのB:
軒先パーキング:
(5)擁壁のはね出しは行わないようにしよう
敷地境界内であっても擁壁のはね出しは隣の敷地へ迷惑がかかることがあります。
安全面に配慮して可能な限り行わないようにしましょう。
(旧建築協定の内容を引き継ぐ項目です)
(6)壁面後退は全周1m程度確保しよう
山手台は比較的大きな敷地が多いことから、道路や隣との境界から建物の壁を1m以上離して計画されています。
ゆとりをもってプライバシーにも配慮するため、境界から壁の距離を全周1m程度とるようにしましょう。
(旧建築協定の内容を引き継ぐ項目です)